パソコンスキルの差が残業の軽減に繋がる?

医療業界では人材の不足の影響もあって業務量が多くなりがちです。看護師も業務時間内に仕事を終えられず、残業に追われる日々を過ごしている方も多いでしょう。しかし、同じ職場で働いている看護師でも残業量には大差があります。業務負担の違いがあまりない場合にも差を生じることがよくありますが、その原因がパソコンスキルの違いというケースが多いことも知っておくとよいかもしれません。
看護師はパソコンの勉強をするだけで残業を減らせることもあるのです。考えてみると、一日の中でパソコンの前で作業している時間が意外に長いことに気づく看護師もいるでしょう。患者さんに説明するために使用する資料の印刷を行うときにパソコンに触ることもありますが、その程度ならスキルの有無に大きな差を生じることはありません。
差がつくのは、資料の作成や書類の処理を行うときです。タイピングの速度が違うだけで、書類作成を任されたときにも必要な時間が異なります。また、わかりやすいポスターを用意して欲しいと頼まれたときや、勉強会のプレゼンテーション資料を作るときなどにはさらに大きな差が生じることは否めないでしょう。表計算ソフトやグラフィックソフト、プレゼンテーションソフトなどを使いこなせる場合には、さらに作業効率を大幅に高めることにもなります。
パソコンを高度なレベルで扱えるようになると資料の質も上がります。また、検索のノウハウを把握しておくと、必要な情報を業務中にもすぐに手に入れられるようになるでしょう。このような作業に無駄に時間を費やして残業を発生させてしまわないためにも、少しずつパソコンの勉強をするのが賢明かもしれません。